花鶏Diary

東京暮らしも早10年目。 結婚のために東京へ引っ越し、なんやかんやと色々ありましたが、夫と子供2人と暮らす花鶏(あとり)の日記です。

カテゴリ:プレママ > 2人目

どうも、花鶏です。


ことりが生まれて、早1年。なんとなく、ことりの妊娠から出産までの記録を残しておこうと思いました。
苦手な方はスルーでお願いします。


思えば、ことりの妊娠中は体調不良とマタハラの闘いだったと思います。

【2019年7月中旬、妊娠発覚】
妊活をゆるゆると。前回は妊娠できるまでに半年かかったので、ゆるゆると始めていた。今回は年齢もギリギリ35才。妊娠できるかも不明だったので、思いの外早い妊娠にビックリ。
ただ、この時、身内に不幸があり遠方の実家へ帰省したり、こぐまの手足口病からのヒトメタニューモウィルス感染もあったので、しょっちゅう風邪をひいていました。
風邪で病院へ行ったら「1人目の時はどうしてたの?」とドクターに言われ「一人目の妊娠中は風邪をひいたことなかった…。」と気づく。

【2019年8月〜10月、つわり地獄】
こぐまの時は「食べづわり」だったので、余裕ぶっこいていたら今回は「吐きづわり」だった。食べたら吐くを繰り返し、脱水症状に。産院で点滴を打ってもらいに何度も通う。
仕事も思うように行けず、会社の社長と相談してしばらく休職する事にした。
取り敢えず、何をしていてもしんどい。お風呂で髪を洗っていてシャンプー中にシャンプーの匂いで吐く。
こぐまのご飯はなんとか頑張って作っていたが、しんどくて泣きそうだった。
保育園の送迎もかなり気合を入れて行かないと動けず。こんなにつわりがしんどいと思わなかった。1人目がこんなつわりだったら、年齢差を開けていたと思う。つわり中、食べられた食材はなし。何食べても吐く。

【2019年10月から12月、マタハラ】
つわりの収束も見え始めた頃、仕事へ復帰できそうと考える。すると会社の社長へ連絡すると産休まで休職のつもりだったとの事。私はつわりが治れば復帰する予定だったので、寝耳に水。
仕事復帰も社長の一方的な決定で週2の勤務になる。
社内からもマタハラではないかとの声もでたが、社長には馬耳東風。
とりあえず、引き継ぎをして、他の人のフォローに入る。
体調については、体重の増加が早かった。
つわりで痩せた分も元通り(苦笑)
あんこにハマる。朝食はあんバタートーストだった。
メンタルについては、こぐまに対してイライラが募ることも。土日はくまさんがこぐまを公園へ連れ出してくれたので、ひたすら横になっていた。


【2020年1月から3月、早めの産休】
前回、後3ヶ月で出産!と言う時期に切迫早産となり絶対安静になったので今回は無理をしないがモットー。法定の産休より1ヶ月早めに産休に入る。
こぐまの抱っこなどは、最低限に控える。こぐまも大きくなり、お風呂の浴槽に入る時や、車のチャイルドシートへの乗降が大変だった。


【2020年3月初旬、計画出産日決定】
前回も帝王切開だったので、今回も帝王切開の一択だった。(というか希望)38週で出産日を決定。
準備を始める。コロナ対策で病院は妊婦ひとりの検診で付き添いはNG。
出産時も面会もパートナーのみで子供なども面会はできず。私が入院中、こぐまの面倒も実家の母と義母に入れ替わりでお願いしようとしていたが、高齢の母たちにコロナの感染リスクを考えると申し訳ないと思っていた。
くまさんと相談し、母たちには私が退院後に上京してもらおうと決める。入院中はくまさんが仕事を休み、こぐまの面倒を見てくれる事となる。



【2020年3月13日 入院に向けて】
入院に向けて家の雑務を終わらせる。
・入院中のこぐまのご飯の用意(コープとイオンで冷食を買込む)
・くまさんに保育園の準備リストと1週間の流れをリスト化
・引き落とし日が入院中にあるので、口座にお金を入金(退院後、銀行に行けないこともあるので)
・入院に必要なものを買う
・小銭の準備(自販機で飲み物などを買う用に)

【2020年3月14日 入院まであと3日】
寒い日でくまさんにコストコへ買い物に連れて行って貰う。
こぐまと早めに就寝。
23時過ぎ、寝返りを打つと水が出る感覚がわかる。急いでトイレに行くと、自分でコントロールできないくらい水が出る。「破水した」とわかる。
寝ていたくまさんに「破水した」と報告。
すぐに病院へ連絡。車で病院へ向かう。
こぐまも連れて行く。

病院で内診の結果、破水したとの事。
緊急帝王切開となる。ドクターに「あと2日で出産だったのに破水しちゃってすみません。」と言いたくなるが、陣痛もあり、それどころじゃない。
陣痛の痛みを知る。くまさんとこぐまは病院へ入れないので、電話で出産する事を伝える。緊急帝王切開なので何かあったら困ると言う事で、くまさんとこぐまは車で待機。
こぐまが起きてしまい、くまさんは2時間ほど、寒空の中こぐまを抱っこする事に。(こぐまが泣いて車から降りたいと言い出したらしい)

【2020年3月15日 せっかち子誕生】
病院に到着後1時間。ことり誕生。
出産後、麻酔で吐き気が出る。
手術する時は絶食だが、緊急帝王切開だったので絶食しておらず。晩御飯にたらふく餃子を食べていたので、気持ち悪さMax。そのため、カンガルーケアは出来ず。


手術後、病室に移動。
くまさんとこぐま(こぐまは特別に入れて貰えたそう)はことりに会えたらしい。
私の様子を見てくまさんとこぐまは帰宅。


出産後、熱で大汗をかく。
午後までよく寝た。
当日の午後には離床。麻酔がよく効いているおかげか、立てた。
大部屋から個室へ移動。
ことりとも初対面。抱っこする。

当日の夜に後陣痛で苦しむ。


【2020年3月16日から18日 入院生活】
ことりのお世話に四苦八苦。
この時、ことりに母乳をあげていて「こぐまは吸う力が弱かったんだ!」と今更判明(笑)
そして、こぐまがいない寂しさにホームシック。
くまさんにこぐまの写真を大量に送ってもらう。
この時から、ことりが眠ってしまうとなかなか起きない事や、授乳中に眠ってしまう事があったが、新生児だしそんなもんかと思っていた。(こぐまの時も起きない&途中で寝てしまう事があった)
気になっていたのが、眠っていると寝息が聞こえる事。赤ちゃんが眠っていると「生きてるのかな?」と不安になる程、静かなのに、寝息が聞こえる事にびっくり。呼吸も浅い。そして呼吸をするたびに胸がぺこぺこしていた。

夜中までことりの面倒を見ていた時、ことりを預かるために迎えにきた、助産師さんに「赤ちゃんってこんなに呼吸が浅いものでしたっけ?」と何となーく聞いてみたところ、翌日ドクターに聞いてくれるとの事だった。
深刻とは思わず。とりあえず、ことりをお願いし就寝。


【2020年3月20日 緊急搬送に呆然】
朝のドクターの回診で赤ちゃんの様子を見ていますと言われ、一安心。1時間後にドクターが再来。
心雑音が聞こえるので、詳しく検査してもらえる病院へ搬送すると伝えられる。家族を呼んで欲しいと言われ、くまさんに電話。くまさんに事情を話し、病院へ来て欲しいと伝える。
新生児のため、搬送には救急車が到着。
検査のため、私の血液も採血される。
呆然とする私。看護師さんの計らいで、保育器に入っていることりを搬送前に抱っこする。
くまさんはドクターから説明を受け、NICUのある医療センターへ向かう事となる。(てっきり近くの総合病院か大学病院かと思っていた)
祝日でこぐまも一緒だったので、久々に会うこぐまが私から離れなかった。こぐまを抱きしめる。
こぐまに「お母さんの代わりにお父さんと一緒に、赤ちゃんを病院に連れて行ってくれる?」とこぐまにお願いする。

あっという間の出来事でポカーンとしていた私。
とりあえず、授乳の時間になったが飲む人がいないので、搾乳する。
後で助産師さんから搾乳も母乳パックに入れて冷凍しておいたほうがいいと言われ、母乳パックのレクチャーを受ける。
その時に「赤ちゃんの検査は2、3日から1週間ぐらいで退院できるのか?」と聞いてみたところ、「週単位で考えた方がいい」と言われる。この時「もしかして赤ちゃんは相当やばいのでは?」と現実味を帯びる。

とりあえず、暇。
翌日退院なので、荷物をまとめ始める。

症状から検索しまくった。
くまさんの連絡を待つ。
そして、退院後に上京予定だった花鶏母に連絡。
「赤ちゃんいないから、とりあえず上京しなくていい」と伝えると「何でや?」と言われ事実を淡々と報告する。義母へはくまさんから連絡してもらった。私からは到底話が出来ず(平静が保てず、泣き出しそうだったので)
花鶏実家では、こぐま出産時の入院に次ぐ大騒動だったよう。家族が私の心配をする声があり、母に上京した方がいいのでは?と言っていたらしい。母から再度連絡があったが、事実をまだ受け止めきれない私は母の申し出を断る。


くまさんからの連絡があり入院の手続きをしてくれたらしい。「多分、心室中隔欠損症」だろうと言う事だった。検査を随時行っていくとのことだった。
こぐまの様子を聞いて、安心し、電話を切ると、大泣きした。
ネットで病気を検索した。

退院前のお祝いディナーもあったが、喉を通らず。

ただただ、眠れなかった。


【2020年3月21日 退院】
診察終了後、荷造りし会計待ち。
連れて帰る人がいないので、何もする事がない。
会計後、迎えに来てくれたくまさんとこぐまの顔を見て、ほっとする。

こぐまの習い事終了後にことりの入院先へ面会に行く。新型コロナウィルスの影響で、面会は両親だけと制約があるため、くまさんはこぐまと待機。
NICUの入室ルールのレクチャーを受け、ことりと会う。小さな身体に心電図の配線やミルクのチューブなどあり、胸が締め付けられる。
退院するまで、1ヶ月程、母乳を届ける日が続く。

【2020年3月24日 循環器のドクターとお話】
できれば両親揃ってと言われていたのだが、くまさんがこぐまと一緒に過ごした疲労のせいか、ダウン。
私ひとりでことりの症状を聞く事になる(ドクターは苦笑)
「心室中隔欠損症(VSD)」と診断。心臓の右心室と左心室を区切る壁に穴が空いている病気。
自然閉鎖することもあり、100人に1人の割合である先天性疾患でそう珍しくないそう。
ただ、4cm程度しかない赤ちゃんの心臓に項(穴)の大きさによっては成長を阻害する事もある。ことりの場合4〜5mmの中程度の項で成長に影響があるかもしれない。かと言って、すぐに手術が必要という事ではなく、項によって肺へ多く流れる血流の量を薬で抑えて、様子を見ていくという方針。
それでも難しい場合は、内視鏡で外科的処置を行う方針。
とりあえず今は、母乳やミルクを飲む量を制限し、心臓への負担をかけないようにしていく。


と言う事だった。

この先天性疾患は生まれる前に発見する事は難しかったり、生まれてすぐに気づく事は珍しいらしい(1ヶ月健診や3、4ヶ月健診で体重が増えない場合に気付いたりするらしい)
お母さんが気づいてくれたので、彼女は早めに対処ができたと言われる。

この病気の原因は特にないとも説明された。

VSDがあっても、運動はできるし、幼稚園にも通えるともフォローがあった。

ドクターからは、こちらから質問する必要がないほど、事細かに説明をしていただいた。
なので、私からの質問はなく。「どれくらい入院するのか?」という質問をしようか迷ったが多分、今は様子見でどれほどという期間の区切りはわからないんだろうなという事がドクターからの説明で感じ取った。

いつまで入院しないといけないんだろう?という不安でいっぱいになったが、家で自分が見ているよりは絶対病院の方が24時間体制だし安心と思う事に。

不安だらけの1ヶ月が始まった。

以上。


入院から後半はもう何がなんだかわからない、時間を過ごしました。翌日退院とはいえ、何もする事がないと、時間が長いこと。何もやる事がないので「私、もう帰ってええ?」と言いたくなるほどでした。

そして、約1ヶ月の入院生活を送ったことりさん。

入院中は早く、沢山抱っこしたい、飲みたいだけ飲ませてやりたい!と思っていたのですが。いざ退院となると新型コロナウィルスのおかげで、退院する事に不安が倍増。
しかも退院後の生活も色々制約があったので、不安しかありませんでした。


あれからもう1年が経つのかと思うと、あっという間。まだまだ悩みや不安はつきませんが、完治できればと思っています。




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退院したら退院したらで、大変だったというのは次の記事へ。

どうも、花鶏です。





病院を退院しました。





無事退院できて、よかった。


ただ、バタバタと今日一日動き回ったのでヘトヘトです。
産褥期なのにこんなに動いていいのかしら?と思うほど。


落ち着いたら、またブログを書いていこうと思います。


今はこぐまをめーいっぱい、甘やかしてやる。





こぐま、1週間泣かずに頑張りました。


どうも、花鶏です。



せっかち子のことりが生まれて早2日が経ちました。


今日でやっと点滴から解放!
今回は点滴を入れる為の血管が見つからず、手首だったから痛いし、昨日、別の場所に変えて貰っても点滴がうまく入っていかず、煩わしかったのが今日で終わり!


今日からことりと同室なので、無理せず行こうと思います。既に、抱っこ抱っこで思いやられていますが



こぐまは、今のところくまさんと大人しく過ごしているようで、ホッとしています。
帰ったら、沢山甘えさせてあげたい!


今のうちに沢山休めるだけ休んでおこう。



ことりが母方の祖父にそっくりで、ビックリしています。

どうも、花鶏です。





赤子が生まれました。





ことりです。
家族共々よろしくお願いします。





予定外に2日も早う生まれてきました。
みんなびっくり。

どうも、花鶏です。




今日は買い出しデー。
銀行回り後、スーパーに寄り来週から私がいない間のこぐまのご飯の買い出しに出かけました。

くまさんも自分のご飯は適当に済ませるけど、こぐまのご飯だけが心配なようで。
昼間は保育園に行っているので、栄養価の高い給食が出してもらえますが、来週は3連休もあるので、1日3食困らないようにしてあげたいと思っています(過保護?)


作りおきも無理のない範囲で、この土日に作っておこうかと。
まあ、保育園の帰り道にスーパーだってあるし。
そのスーパーのメンチカツが大好きなこぐま。
ちなみにそこのスーパーのロースカツ丼は親子揃って大好き。カツ柔らかさと卵とつゆの絶妙ない甘さが堪らなくって、美味しいんだよねぇ。
1食ぐらいマックのハッピーセット買ってあげたっていいんだし。


1週間ぐらいどうにかなると思っています。


今日、保育園に行ったら担任の先生から退院後、私がこぐまの保育園の送迎を行う事に物議を醸し出している事に気がつきました。
産後間もない身体に生まれたての赤子を保育園に連れて行き、送迎する事が問題なよう。(問題というより、大丈夫!?的な)



こぐまの保育園をしばらく休ませるか?
→むしろ、そっちの方が辛い。ご飯食べさせてもらえると助かる。私といると外遊びも出来ないし、ストレスも溜まるだろう。本人が休みたいと言えば休ませる方針。


花鶏母を呼び出す
→万万万が一。それも退院後、1週間程度が限界。ちなみに、母は車の免許を持っていないので、送迎は勿論、私。


ファミサポを頼む
→色々検討したけど、割に合わない。
そして、今からだと人が見つからない可能性あり(行動が遅いなぁ)


くまさんに1週間程度出勤時間を遅くしてもらい、朝だけ保育園に送ってもらう。
→これが一番妥当だと思う。私が朝、車で保育園までくまさんとこぐまを送り、保育園に預ける作業をくまさんにお願い。こぐまを保育園に預けた後、くまさんは出勤。くまさんの状況次第だろうけど、多分1週間ぐらいが限界かな。私の希望は1ヶ月検診が終わるまでが希望だけど、強くは言えない。


思った以上に私より、周囲が気を遣って心配している事に気がつきました。
でもさ、こんな状況(コロナ云々)だから仕方なくない?できれば私も、生まれたてほやほやの赤子を退院後から好きで連れ回したいわけじゃないのよ。
こぐまの時なんて、1ヶ月以上引きこもっていて、「こぐまと散歩した方がいい!?」とハッと気づいたぐらい、出不精だし。


保育園の先生には、気を使わせてしまい申し訳ないなーと思いました。
昨日くまさんからは「やっぱり里帰りした方が良かったのかね?」と言われ「一瞬は考えたけど、里帰り終了後、私のメンタルが崩壊しそうで怖い」と返しました。


とりあえず、とりあえず!
なんとかGWまで無理せず頑張る!



里帰りは絶対に楽だと思う(稀にしんどいらしいですが)頼れるなら頼った方がいい。
だけど、ずっとそこにいられる訳じゃない。
自分のペースとこぐまのペース、赤子のペースを擦り合わせるのがなるべく早い方がいい。

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